歯周サポート治療【予防歯科】

予防歯科とは

予防歯科

皆さんも予防歯科という言葉は聞いたことがありますでしょうか?
最近はテレビCMなども見かけられますよね!

では、なぜ予防歯科が大切なのでしょうか?

虫歯や歯周病にならないために、必要なことだからです。

多くの方は、

虫歯なんて、歯周病なんて・・・
大きな病気とは違うし、死ぬわけじゃないから

と、真剣に考えない方が多いようですが、実は、虫歯や歯周病を放置しておくと大きな病気につながってしまうんです。

歯周病が引き起こす、健康被害

  • 糖尿病

    糖尿病では、網膜症、腎症、神経障害、末梢血管障害、大血管障害といった合併症を引き起こしやすいことが知られています。歯周病はこれらに続く「第6の合併症」といわれているほど、糖尿病と密接にかかわっています。

  • 循環器の病気

    これまで1000人以上を対象におこなわれた研究によって、歯周病が重症化した人はそうでない人に比べて脳卒中た狭心症・心筋梗塞などの循環器病の発生率が1.5から2.8倍も高いことが明らかになっています。

  • リウマチ

    関節リウマチは免疫の異常などが原因で、手や足の関節に痛みや腫れをともなう炎症が起きる病気です。関節リウマチと歯周病には同じ炎症性サイトカインが関連しているなど共通点も多く、関節リウマチの患者さんは歯周病にかかりやすいことがわかっています。

  • 誤嚥性肺炎【ごえんせいはいえん】

    歯周病菌が気道経由で感染を広げる病気の代表が、「誤嚥性肺炎」です。口の中の歯周病菌が唾液や食べ物に混じって気道に入り込み、肺に感染を起こします。口腔ケアを行い、歯周病菌が減少すると肺炎の発症率が低下することが報告されています。

上記は、書籍『日本人はこうして歯を失っていく』から引用

メタボリックドミノ

このように、全身疾患へ影響があると多くのことが明らかになってきています。右図はメタボリックドミノといい、全身疾患へ繋がる前に関連している病気が分かる図です。その中で歯周病はドミノのスタートの方にあり、歯周病予防をすることは、多くの病気になりにくい健康な体にする第1歩なのです。

歯周病は持病です

持病と聞いて皆さんは、どんな病気を思い付くでしょうか?高血圧症・糖尿病などが思いつくのではないでしょうか。
持病は放っていると症状が戻ってしまいます。そのため持病をお持ちの方は、病院に通院して治療やお薬をもらい悪化しないために努めていると思います。
しかし、多くの方は歯医者へ定期的に通うことをしていないので、歯周病になっている事を知ることが難しい、自覚症状もほとんど無いので放置してしまっていることが多いです。
この様に、歯も全身疾患と同じ様に定期的に診断を行う事で、歯周病などを早期発見し症状が悪化することを防ぐことが出来ます。定期的に歯医者へ通い診断を受けて歯周病を予防することが大切です。

歯周サポート治療【予防歯科】の重要性

上記に述べて来たように予防歯科は、健康の第1歩です。
皆さんも普段から自宅や職場で歯磨きを行っているかと思います。しかし、それだけでは取り除けない、歯垢や歯石が歯と歯の隙間に溜まってしまったり、歯間ブラシでやっていても取り除けない場合も多くあります

自宅におけるケアだけではなく、プロの歯科衛生士にクリーニングしてもらい、取り除けなかった歯垢や歯石を取り除き、歯周病になっていないかを定期的にチェックすることが大切となります。

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